石炭火力　高効率　環境にやさしいか - タッドズ　Weekly　something　New!

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政府は石炭火力発電所の輸出案件について、全面的に支援を停止する検討に入った。

これまでは、石炭火力を選ばざるを得ない国に限り、高効率の石炭火力の要請があった場合などを条件に輸出を支援するとしていた。（東京新聞3月30日朝刊）

高効率とは何か

　　発電効率をたかめ、CO2 の排出を削減することができる技術を開発

　　　2016　　・A-USC　高温高圧蒸気

　　　　　　　　タービンによる微粉炭石炭火力

　　　　　　　　　　　　　　　　　⇓

　　　現在　　・IGCC　　石炭をガス化し、

　　　　　　　ガスタービンと蒸気タービンによる

　　　　　コンバインドサイクル方式（実証中？）

　　　　　　　　　　　　　　　　　⇓

　　　2025　　・IGFC　　IGCCに燃料電池を

　　　　　　　　　　　　組み込んだトリプルコン　

　　　　　　　　　　　　バインドサイクル方式　

　　　というロードマップにより、CO2の排出を

　　3割程度削減できる計画だ。

　　　これは、インドの石炭火力発電所からみると　

　　ほぼ半分である。

　　　また、既存の発電所を新しいものにリプレイ

　　スすると、

　　　窒素酸化物　９２％減

　　　硫黄酸化物　８３％減

　　　粒子状物質　９０％減　　　となっている。

　　　現時点だけでとらえるなら、石炭火力発電所の高効率化へのリプレイスメントだけで環境に与える負荷を大きく減らすことができそうだ。　

　　　CO2だけみても、日本の高効率なシステムを米国・中国・インドに当てはめるだけで１１．６億トンのCO2が削減できる。

これは日本のCO2総排出量にひってきする。　　

　　それでは、日本の高効率ば石炭火力を輸出すればよいか？

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　　否や

　　今見えてる効率化による削減が実現できても、LNG火力をもちいれば

石炭火力より、2割～4割　CO2が少ないのである。　

　　また、パリ協定において2050年に目標とする温室効果ガス８０％の削減目標のためには、

石炭火力発電の高効率化では限界がある。

　2050年を見据えると、やはりカーボンニュートラルに結びつく　化石燃料からの離脱が必要である。

　　　だが、それは原発でなない！！！

　風力発電・太陽光発電はあまりにも自然に左右されるため、海にかこまれた日本で

では潮流を利用した海洋発電がよいね！　